D5600 + Ai Micro-NIKKOR 55mm
イチロー引退。
このニュース、日本人の全員が知るところとなった。
メジャーリーグの開幕戦、しかも日本、さらにイチローが先発で出場し、途中交代の時に全員とハグ。
突然の引退会見とは言っていたが、キャンプ終盤から決めていたとのことだから、球団も後押しして自分で見事な幕を引いた。
50歳までは現役、とのことで有言不実行の文言が記事になっているが、そんなことはもはやもちろんどうでもいい。
野球はあまり思い入れのあるスポーツではないので、詳しいところは知らないが、日本人メジャーリーガーとして金字塔を立てた。
メジャーリーグで10年連続200本安打。
並の記録ではもちろんない。
天才なんだろうが、類稀なる努力家なんだろう。
「自分なりに努力した」とのコメントがあるが、ストイックさは有名なところ。
普段の食生活からトレーニングはもちろん、細部に至るまで奥さんに協力してもらいながらの賜物であったろう。
野球人に限らず、プロスポーツ選手にとって、食事は非常に重要。
現代においては、ともすればトレーニングと同等かそれ以上の重要度なんだと思う。
バランスよく、筋肉にも精神にも栄養とゆとりを与える食事。
それをコーディネートするためにシェフを雇う人だっている。
サッカー日本代表が遠征するときは、専属シェフがつくこともある。
イチローの場合はどうかはわからないが、奥さんは相当気を使っていたのだろうな。
しかも日本と違うアメリカでは、食材の種類も違ってくるわけだし。
「今日のあの球場での出来事を見せられたら後悔などあろうはずがない」
そう言い切ったイチローは見事だ。
やりきった、そういう思いなんだろう。
長かった現役のプレーの中で、きっとこれからいろんなことが思い出されるのではないか。
イチローに憧れて野球をやっている人はゴマンといるだろう。
そんな人たちのみならず、スポーツファンを痺れさせる一言であった。
今後はどうするのだろう。
後進の指導?
解説者?
監督?
まだ決まっていないようなコメントだったが、是非これまでの経験を生かして、日本の野球のレベルアップに尽力してほしいもの。