D5600 + AF-P DX NIKKOR 18-55mm
50歳代から一眼レフを改めて始めた。
やってみるととても楽しい。
2019年4月時点で夫婦でハマっている。
カメラはとても奥深いものであることが改めてわかる。
それはきっと仕組みをちゃんと理解ができ、自分が何を撮りたいのかがわかる年代=50歳代となってが故のことだと思う。
まさに、50歳代は写真という趣味を始めるのに絶好のタイミングだと言えると思う。
そこで、始めてからわずか半年ではあるが、参考にしてくれる人がいることを願って(いつまで続くかわからないが)、始めた動機や学んだことをブログにしたいと思う。
始めた動機
初めて夫婦二人きりで海外旅行に行ったことがきっかけだった。
これまで海外駐在経験があるので、海外にいくことには全く抵抗もないし、いろんなところに行ったのだが、子供たちが一緒だったこともありなにかと忙しかった。
というか写真を趣味にするほどの余裕がなかった。
しかし今は二人とも社会人、夫婦二人で休暇を利用して渡航したのだった。
行先はバルセロナ。
リゾートではなく、ヨーロッパの世界遺産を見たい。
そして、その思い出をせっかくだから綺麗に残したい。
それが動機だった。
D5600 + AF-P DX NIKKOR 18-55mm
iPhoneでもよいのでは。
手軽だし、画質もとても良い。
iPhone-Xは1,200万画素だし。
ところが何か引っかかった。
ずいぶん以前にフィルムの一眼レフを買ったことがあったが、うまく撮れないこととフィルム現像の面倒くささから結局はやらなくなったのだが、やってみたい気持ちは残っていたのだろう。
そしてそれは大当たりだった。
今になってみるとよくわかる。
iPhoneでは撮れない写真があるのだ。
考えてみると、デジタルカメラはいくつも買った。(思いつくだけで3台はある)
しかし技術革新が急スピードで起こっている時代だったからだろう、ことごとくよくわからないまま、あっという間に機能遅れになった。
でも調べたところ現在はそんなことはないようだ。
ミラーレスというものが台頭してきている部分はあるが、一眼レフは値段も技術も品質もこなれた感じ。
本当に今こそ始めるタイミングだと思う。
手にしたカメラ
フィルム時代の一眼レフしか記憶になく、しかも当時はよくわからないまま買ったこともあり、現在のデジタル一眼の性能の高さにびっくりした。
どれを買ってよいものかわからないから、いろいろと調べたが、スペックを見てもしょせん初心者なのでよくわからん。
レンズが交換できる、一眼デジタルカメラ=一眼レフだと思っていたから、雑誌とかに特集されているミラーレスなどは理解ができなかったし、眼中になかった。
結局は好みで選んだ。
それは正しい選択だったと思う。
選んだのは「ニコン」
「ニコン」はブランドイメージ的に硬派なものがあり、タフな感じでもあったから。
そしてなにより、見たものをそのまま忠実に残せるという評価を見たから。
二大メーカーのもう一つである「キャノン」は、あまりブランドのイメージが好きではない。
女性や子供を撮るときには肌の描写が優れているとのことだが、そこはあえて無視。
これも今のところ大正解。
理由はまたの機会に書くとして、非常に気に入っている。
機種はD5600。
標準的なレンズと望遠レンズの両方がキットでついて8万円弱だったと思う。
手頃な値段で本格的なデジタル一眼レフが手に入った。
iPhone Xで撮影、 D5600にオールドレンズのマイクロレンズ装着!
(上にも書いたが)後からわかったことだが、現在はかなり「ミラーレス」が台頭してきている。
メジャーなブランドはソニーとオリンパス、カメラ後発のせいかミラーレスの分野で頑張っているようなのだが、8万円程度のエントリー機で十分な性能があるとは到底思えない。
20万円以上の本格的なものがまだまだ多いと思われる。
始めるとはいってもいつまで続けられるかわからない趣味にそこまではかけられない。
技術的に枯れた「一眼レフ」は非常に妥当な選択だったと今でも思う。
あと数年ぐらいすればきっとエントリー機でも十二分な機能のミラーレス一眼が出てくるのだろうな。
そのときには、カメラのグレードアップも考えることだろう。
ちなみに、これを機会に調べてみたことがある。
それは、いまカメラというと日本のメーカーしか思い浮かばないこと。
キャノン、ニコン、オリンパス、ペンタックス、ソニー、富士フィルム などなど。
どうやらカメラ業界は日本のブランドの寡占状態。
しかもキャノンとニコンで7割程度のシェアがあるらしい。
素晴らしい日本の技術。
そして品質の賜物なのだろうな。
やりたいこと
購入してからバルセロナ旅行はすぐだったので、HowTo本を買ってきて読み込んだ。
本当に初心者向けのものを。
でも、訳が分からないままであった。
正直こんな状況でカメラを持っていってもうまく撮れるかどうか不安もあった。
そして盗難の危険性もネットでは散見されるのでそれも気になった。
しかし、現実は上手い写真が撮れたし、盗難の危険性なども全くなかった。
このブログの一番上の写真は、バルセロナのサグラダファミリア。
オートモードで夜間に必死で手ブレと戦って撮ったものだ。
シャッタースピード、露出、感度などわからずとも、オートモードでの撮影であったにしても、自分の「ハッ!」と思った瞬間に取った写真は後から見直しても非常によいものがある。
そして気が付いたのは、撮りたいのは「空気感」だということ。
そのときの雰囲気、状況、そして自分の気持ち。
これを残すための機械であり、テクニックなんだと思う。
だから「空気感」、これを大事にしていきたいと思う。
50歳代でのオススメできる趣味、醍醐味はまずは。