D5600 + AF-P NIKKOR 70.0-300.0 mm
テニス、フレンチオープン=ローランギャロス、がいよいよ来週から開幕する。
注目は、やっぱり「大坂なおみ」ちゃん。
昨年のUSオープン、今年のオーストラリアンオープンと、なんとグランドスラム大会を連続優勝!
堂々、日本人初の第1シードで臨む。
期待しない方が無理な状況だ。
ところが、組み合わせを見るとちょっと暗雲が......
一回戦はともかく、二回戦は2017年大会女王エレナ・オスタペンコと元世界ランキング1位ビクトリア・アザレンカの勝者と対戦。
無事に初戦を勝っても茨の道だ。
コーチが変わってから、今ひとつパッとしない感がある。
USオープンはセレナウィリアムズの「おかげ」でおかしな終わり方だったから、それを原動力として、オーストラリアンオープンで優勝できたのだと思う。
今度はそんなバックグラウンドもなく、完全に追われる立場。
相手は「打倒大坂なおみ」で、研究してくる。
技術的には、特段のウィークポイントは無いが、問題はやはりメンタル。
思うような展開にならなかったり、自信を持って打ったショットがミスになったりした時の気持ちの揺れがキーになるだろう。
以前のコーチなら、そこをケアしていたのだと思うが、果たして今回はどうなるか。
満員のセンターコート、「赤土に潜む悪魔」を物ともせず、なおみ流のテニスで是非とも優勝してほしいものだ。
躍動する彼女を想像するだけで鳥肌もの。
それから、錦織は、そろそろ大坂なおみが注目されているうちの、あまりプレッシャーがない時に優勝して欲しい。
実力は十分、これも後はメンタルではなかろうか。
相手のスーパーショットが連発しようが、自分のミスが連発されようが、自分を信じて耐えるしかないのだ。
テニスの美学はその辺にもあるようだ。
勝ち続ける、ということは、モチベーションを維持し続けるということ。
心技体は同一だから、全ての要素を高次元で保ち続けなければならない。
アスリートは辛いな。
ゆっくり酒飲んで観戦できる、俺たちサラリーマンとは世界がやはり違うとうことか。