D5600 + Ai Micro-NIKKOR 55mm f2.8
アメリカのセレブ、キム・カーダシアンが、自身の矯正下着ブランド「KIMONO」の商標登録を申請中したとの報道。
日本人から猛反発を食らっている。
キム・カーダシアンといえば、モデルでダンナがミュージシャンのカニエ・ウェスト。
峰不二子ばりのボリューム満点のボディはいつも注目される人だ。
自分の知名度とボディを生かした、高級下着商売なのだろうか。
日本人の、特に女性からしてみると、着物は日本女性を象徴するものであり、世界に誇るべき文化であるから反発は当然といえば当然。
しかも、日本の着物は体型を隠し、上品さを装うものに対して、ボディラインを強制する下着とはなんとも正反対。
下着が下品とは言わないが、着物とはちょっと違うのは日本人なら誰しもそう思う。
これで着物文化が汚される、盗まれる、などとのコメントもあるが、果たしてそうか?
俺はこれは一つのチャンスだと思う。
世界的に影響力の大きいセレブが、「やらかして」くれたわけだ。
この機会に「本物の着物」を世界に発信すればいい。
それも世界中のセレブに。
セレブが大好きな(?)、派手で高級なお高い着物を多いにアピールして、買ってもらえば良いのでは。
なんなら出張着付けサービスまでつけて。
日本の美、欧米とはまた異なった女性の美なのだ。
利用しない手はない。
こんなことで日本の着物が汚されるなんてことはない。
日本の伝統文化なのだから、セレブとはいえ簡単にひっくり返すことなどはできない。
もちろん、世界には日本の着物なんて知っている人は多くないのだから、今回のものがKIMONOだと思う人もいるだろう。
でもそんな人は、本物をみたときにその素晴らしさをより感じてもらえるのでは。
東京オリンピックへカウントダウンが始まった今、日本文化の発信の好機だ。