無二の一筆

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トランプとキムのショー

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D5600 + AF-P NIKKOR 70.0-300.0 mm 

 

 

茶番にしか見えなかった。

 

トランプ大統領ツイッター(これもどうかと思うが)で呼びかけ、現職のアメリカ大統領では初の、北朝鮮の領土に踏み込んだ。

キム委員長と笑顔の会見となった。

周りは相当驚いていた感じだった。

報道も正直ついて行っていない感じ。

突然の訪問にキム委員長自身もびっくりだったのだろう。

会見の現場は相当に慌ただしかった。

 

 

トランプさんの思いつきなのか、どうなのか。

本来であれば、非核化の合意に向けたなんらかのアクションが欲しいところであるが、そんなものは微塵もなかった様子だ。

もちろん、日本が解決を望んでいる拉致問題なども無し。

何のために行ったのだか。

これでは、非核化は望んでいるが、いまのまま(核を保有したまま)でまずはいいんじゃない?と行っているようなもの。

多くの日本人を拉致したテロ国家であるにも関わらず、アメリカ大統領がその振る舞い自体を容認するような形になってはいまいか。

 

 

トランプさん自身は、来年の再選に向けたアピール。

トランプとキムのショーだ。

(それに加えて韓国の文さんは、仲を取り持ってしてやったりなのかも。)

自らが「ロケットマン」などと揶揄していたのに、笑顔の会談とは二枚舌もいいところ。

歴代の大統領にできなかったことをしているというアピールなんだろう。

たしかに、北朝鮮と距離を縮めることはできているのかもしれない。

でも北朝鮮を世界の脅威ではなくなるよなステップを踏んでいるわけではない。

きっとキム委員長はこれはこれ、として核開発は継続していく。

自体はもっと悪方向に向かうのかもしれない。

 

 

 

 

自身のことばかりを考えているトランプさん、政治家というより実業家なのだから、利益獲得に合理的に考えているのだろう。

それもそうなのだが、反感を買うような感じだ。

ああ、すでにそうだったっけ。

一部のアメリカ国民は熱狂的に支持しているが、今回のことで世界からはちょっと引かれた感じがする。