D5600+Tamron SP 90mm f/2.8
吉本芸人の闇営業問題は、宮迫・田村の記者会見でかなり進展してきたかに見える。
吉本の社長、もともと大物芸人の敏腕マネージャーだったらしいが、涙ながらに両名の処分撤回を記者会見で話していた。
それも年棒半額と自分への処分も追加して。
会社的にもコンプライアンスを徹底させるとの声明。
闇営業は、会社のルールに則っておらず会社として「世間は関係なく」処罰の対象になると思うが、反社会勢力との関わり合いはこんなレベルではない。
コンプライアンスだとかなんだとかって話ではなく、一社会人としてそんな人たちと関わり合い、しかも金銭の授受があることが問題。
会社としては著しくイメージを傷つけられ、激しくマスコミから叩かれたのだから、背任行為として懲戒解雇=クビが妥当だと思う。
だから社長が両名にそのことを、たとえ脅すような口調であっても告げたことは、決して間違っていないと俺は思う。
一歩間違えば犯罪に加担する。
会社の存亡に関わってくるからだ。
それを宮迫・田村は大物芸人であるから、マスコミは吉本社長の「暴言」と捉えて足元をすくう。
たしかに社長の言い方は悪かったかもしれないが、もしかしたら信じていた「息子」に裏切られた感じがあったのではないか。
社長からしてみたら、可愛がってきた息子闇営業どころではないことをしでかしたのだから、普段以上に腹に据えかねたのではないか。
それもマネージメントと言えばそうなるが、それではあまりにもコクだ。
可愛がってもらった親を裏切った両名は、涙ながらの謝罪であってしかるべき。
馬鹿なことをしでかして「許してください」は子供じみている。
社長は「処分撤回」と言ってくれているのであるから、今回だけは大目に見てもらって、芸に精進すべきだ。