D5600 + Helios 44-2 58mm f2
大手SNSである「ツイッター」「フェイスブック」が2019年8月19日、香港の抗議活動に対して中国が関与したと思われるアカウントを排除した。
事実上中国によるSNSを利用した情報操作を排除する動きとなると思われる。
「ツイッター」は中国本土で作成された936の不正アカウント(!)を削除したと公表、「抗議活動の正当性を傷つけることで、香港の政治的な対立をあおっていた」と指摘。
さらに「国家が支援した組織的な工作という確かな証拠がある」と断定。
削除されたアカウントの中には、ニュースサイトを装い「香港に過激な人間はいらない!」と投稿していたものもあったとのこと。
フェイスブックも声明で「不正に関わった人物は身元を隠そうとしたが、中国政府関係者とのつながりが調査で判明した」とした。
地下鉄駅での乱闘といい、ネットの世界での情報操作といい、あらゆる汚い手を使ってくるのだな。
そんなことをしている一方で、軍隊を深圳に配備したとの情報もあるし。
香港の人たちからしてみると、「だから」信用ができない、「だから」抗議活動、になっているのではないか。
中国が香港の人たちも納得できるような正々堂々とした国ならば、きっとこんなことにはならない。
中国は香港をまともに取り込んでいく気があるのなら、襟を正す必要があるのではないか。
この件に関して、中国からなんら言い訳めいたものすら出ることはないだろうが、これだけの騒ぎになっているのだから、根本的な解決と誠意を見せてほしいものだ。