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ウクライナから購入のHelios 44-2 、本当の良さはボケ以外にある

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D750 + Helios 44-2 58mm f2.0

 

eBayで今年6月に念願の「Helios 44-2 58mm f2.0」を購入。

Top rated seller となっているウクライナの業者と思しきところからで、安心のPayPalで購入。

日本円で6,000円弱で、約3週間で到着。

追跡用のURLを連絡してくれたから、番号からステータスをチェックし、いまいまかとワクワクしながら待っていた。

 

 

届いたレンズはFマウントに改造し、無限遠が出るもの。

恐る恐るカメラに装着してみるが、問題無し。

レンズのインデックスがちょっと斜め45度ぐらいにマウントした時にズレるが、これはご愛敬。

というか、問い合わせたところ仕方なしとの回答だった。

回答してくれるだけ誠意がある。

eBayとはいえ、Top ratedとなるには誠実さも必要なんだなと納得。

 

 

 

そしてそのレンズだが、上の写真はほぼ撮って出し。

Heliosといば、被写体を真ん中においたグルグルボケが有名。

 

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たしかにそれはそれでよいのだが、本当の良さはそれ以外にあると思う。

それは、zeissのbiotarのコピーとされるところが由縁なのではないか。

f2.0でしっかりと精緻な写り。

なにより言いたいのはその「色」

オールドレンズらしい、非常にノスタルジックな色。

それが魅力なんだと思う。

ボケは別にグルグルしなくてもいい。

(最初はそれが目当てだったが!)

この「色」が欲しかった。

 

 

ちょっと癖のあるレンズだが、非常に気に入っている。

ただし、露出もピントもマニュアル。

じっくりと撮影できる環境を作って、是非楽しむべきだと思う。