D750 + AF-S NIKKOR 24-120 f4
家庭内暴力の果て、長男44歳を76歳の元農水次官が刺殺。
実の息子を殺してしまうなんて、どれだけの苦渋の決断があったのだろう。
発達障害があったとの記事もあるが、大学まで出し、就職までさせたにもかかわらず、結局は社会に馴染めず引きこもり。
家庭内の暴力は酷さを増してきた最中、近所の学校に腹を立てて「殺す」などと口走る息子を見て、類似の犯罪があったことから決心したのかもしれない。
エリートの決断は、最後まで英断だったのかもしれない。
仮にそのままにして無差別に多くの子供が被害にあったらどうなるのか。
そんな可能性が捨てきれない中での犯行であったろう。
殺人は殺人。
罪は罪だが、情状酌量があってほしい。
親としてあってはならないことだが、地域社会を考えての判断なのであるから。
悲しい事件だが、少しでも良い方向に行ってほしい。