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中国武漢で原因不明のウイルス性肺炎、香港は感染症警戒レベルを「厳重」に

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D750 + AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

 

 

中国武漢で原因不明のウィルス性肺炎の発症があったらしい。

香港政府はこれをみて、警戒レベルを上げた。

 

「原因不明のウィルス性肺炎」と聞くと、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群: severe acute respiratory syndrome)を思い出す。

当時俺は香港に住んでいた。

海外駐在というやつだ。

中国本土に頻繁に行っていた上司がある日、広州で変な病気が流行っていて、空気を消毒するために赤い酢が売れているようだと情報をもらったことがある。

それがSARSだった。

香港にSARSが上陸してから、会社からいろいろな命令が出た。

 

無用な外出は禁止。

飲みに出るなど人混みに出ることはダメ。

さらには、体力温存のため残業も一切禁止。

家族は日本に返せ。

などなど。

 

他の日系企業もほとんど同じ措置だったこともあり、仕方ないので(やることもないので)、マンション併設のテニスコートで仕事終わりの夜間に友人とテニスに勤しんだ記憶がある。

(極めて健康的)

 

 

 

ある日会社から帰ると、上下感染防止の服をきた人が、マンションの隣の棟の出入り口付近をうろついている。

どうやら消毒していたらしい。

ガードマンに聞いたところ、SARS感染者がでたとのこと。

医療従事者だったようだ。

基本的にSARSは感染しにくい病気であったため、数百人が亡くなったが、一部の地域をのぞいて感染は広がらなかった。

でも身近にそんなものを見ると、恐怖を感じたものだ。

 

 

デモがまた頻発している中で、どうなるのか。

感染した人がデモに紛れたら、あっという間に拡大する可能性がある。

そしてそうなると、国家を揺るがす大自体になりかねない。

これを機会にデモが沈静化するのか?

そう考えると生物兵器なことも頭をよぎったりするが.....