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イランの報復はうまい匙加減だった

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D750 + AF-S Nikkor 50mm f/1.8

 

イランのソレイマニ司令官をアメリカが殺害したことへの報復として、バグダッドアメリカ大使館近くのグリーンゾーンにロケット弾二発が撃ち込まれた。

 

 

イラン国内では「アメリカに平手打ち」として、80人程を殺害したとの方向。

一方アメリカは特に人的被害はなく、施設のダメージも軽微だったとトランプ大統領が説明。

 

 

「全面戦争」のキーワードが踊った今回の騒ぎで、とりあえずはイランのうまい匙加減となった。

計算づくでのロケット弾発射。

事前に攻撃の連絡をアメリカ側にしたとの報道もある。

 

 

まあ、そうなるだろうと思っていた。

イランからすると、ハラワタが煮える状態ではあるが、まともに戦争となれば到底勝ち目はない。

しかし、国民的英雄を殺されたのだからイラン国内の世論を引っ張るためにもなんらかの報復をせざるを得ない。

だから、被害を最小限にして体裁だけ繕う必要があったのは、非常にわかりやすい。

 

 

わかりにくいのはこれからの展開なのだが、早々にトランプさんが戦争の意思が無いような声明をだしていることから、ヤバい状況にはならないのでは無いか。

 

株価や為替にも影響がでているようだが、一時的な問題で済んでほしいもの。