iPhone11
2020年末に、いつもの如くmacOSのアップデートをしたら、
しばらく悩んで更新された後、システムエラーが頻発!
結局は再インストールして復活したのだが、色々と格闘したのでその備忘録となる。
環境(構成)
- iMac Late2013 21.5inch 、8GBメモリ、1TB内臓ハードディスク
- macOS Catalina 10.15.7
- 内臓HDDではあまりにも起動とその後の処理が遅いので、USB外付けSSD(1TB)にmacOSをインストールし、これを起動ディスクとして利用している(めちゃくちゃスムーズ!)
- バックアップ用として、USB外付けHDD(3TB)も接続
トラブルの内容
- すでに外付けSSDから起動し使っている状態で、何気なく本当にいつもの通りにmacOSをアップデート
- ものすごく時間がかかり、最終的にはシステムエラーが頻発
- 当然処理自体はものすごく遅くなり、シャットダウンもままならなくなった。
- この時点で、遊んでいた外付けHDDにデータをバックアップし真っ新から実施することを決意
リカバリーモードに入れない→その解決
- 再インストールをするために、定番の「リカバリーモード」に入ろうとしたがそれがまず無理だった。何度起動時に「Command+R」としてみたことか。正直これでちょっとパニック。どうすりゃいいのよ!って感じ。
- 何度かやっているうちに気がついたのは、起動時にキーボードを無視されている感じなこと。それなら一度システムを立ち上げてからなんとかできないかと模索。
そうすると世の中、賢い人がいる。
ターミナルにて以下のようにコマンドを入力して再起動させればリカバリーモードに入れることがわかった。
sudo nvram "recovery-boot-mode=unused"
sudo reboot - コマンドを入力後の再起動時、無事にリカバリーモードに突入。
そして、外付けSSDにmacOS Catalinaのインストールを完了することができた。
起動ディスクを選択できなくなった→その解決
- ところが自体はそれほど甘くはなかった、残念ながら。
外付けSSDにOSをインストールしたあと再起動をかけ、その外付けSSDを起動ディスクに指定しようとするのだが、起動時に「option」キーが効かない。
なので、必ず内臓HDDから起動しようとする。
なんで?と思いながらHDDによる起動の遅さにイライラする状況となった。 - この時点で気がついたのだが、内臓HDDのmacOSもぶっ壊れていた。
だから、せっかく外付けSSDにOSをインストールしたにもかかわらず、内臓HDDから必ず起動がかかり、そしてその遅さにイライラしながら待っても、運が良ければ起動するような状態となってしまった。 - ここで起動ディスクを変更することを諦め、内臓HDDを真っ新にしてOSをインストールし正常な状況に持っていくこととした。
運を天に任せて何とか内臓HDDで起動させ、上記のコマンドを発行してリカバリーモードに再度突入。なんとか完了することができた。 - そうすると、やっと起動時に「Command+R」によるリカバリーモードが有効となり、ちょっとほっとする。なにはともあれ内臓のディスクが正常でなければならないのだなあと勝手に理解する。
外付けSSDからそれでも起動できない
- 無事に起動時の「option」キーにて起動ディスクを選択できるようになった。
そこでバックアップ用の外部HDD(3TB)に電源を入れ、新たにパーティションを設定するなどとして再起動 - そうすると、何故か内部HDDから起動する。macOS上でも起動ディスクは外部SSDになっているのにもかかわらず。
不思議な現象。
それなら起動時に起動ディスクを切り替えようかと思ったが、「option」キーも効かない。
パーティションの設定のしかた、いや、フォーマットの仕方が悪いのかと「APFS」と「macOSジャーナリング」の両方で試してみたが結果は同じ。
現状と課題
- 現時点で、外部HDD(3TB)の電源をオフにして置いた状態であれば、全く正常に外付けSSDから起動できる状態なので、とりあえずは問題なし。
外部HDDを使うときだけ電源オンとすればよいのだから。 - 原則、外部接続のSSDなどからOSを起動するということは正常なやり方ではないのだから、どこかに無理があるのだろうと勝手に思っている。
- であるから、本来は内臓のものをHDD→SSDに換装すべきなのだが、将来の不器用である自分には非常にハードルが高いし、Late2013なので業者でやってもらうほど、もうすでに価値があるとも思えない。
なんで、しばらくはこのまま使い続けて、どうしようもなくなってきたら、アップル製のCPUにも興味があるので買い替えかなあと。