電通の女性社員が、過労死ラインをはるかに超える過酷労働(残業)にて自殺。
過去にもあったよな、この会社。
誰もが羨む一流企業、有能な社員が集まっているのだろうけど、
死を選ばざるを得ないほど過酷なんだろうか。
鬼十則なるものがあるのだとか。
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
まあ、その通りなんだけど、これを常に頭に置いて仕事するんじゃあ、
いつもピリピリ、神経が参ってしまうよなあ。
これも優秀な人こそが成せる技なんだろうか。
電通は、残業時間の上限を見直すようだが、ポイントは全然そこじゃあないよね。
社員同士の助けあい、風土、そしてコンプライアンスじゃないか。
そりゃー急ぎの大きな仕事も多いのだろうが、そこは助け合って切り抜けていくべきでしょ。
無理やり働かせれば、短期的には結果はでるだろうが、長期的な企業の成長は怪しいよねえ。
人=従業員は経営資本、その意味の捉え方が違うと思う。
従業員満足度=ESが向上しない限り、業績がよくても優良企業とは言えない。
過酷な労働に加えて、パワハラ・セクハラもあったと報道されている。
そこまでくると、当然のごとくモラハラやスメハラなんかもあるんだろうな。
先輩社員も無理して働いているわけだから、新人の、特に美人女性は憤懣のはけ口となってしまうのだろうな。
真面目で、繊細な人ほどバカを見る。
ちゃらんぽらんで鈍感、上司の顔色見るのがうまい奴が生き残る。
愚直で不器用な人は損な感じがするが、かならずどこかで帳尻が合うと俺自身は信じている。
※ 真面目ではないが、愚直なタイプなんで
ともあれ、過労死を出すような企業では働きたくないな。
働くために生きているわけじゃなくて、生きることを楽しむために働くのだからな。
お亡くなりになった方には、ご冥福をお祈りする。