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Wimbledon2017 フェデラー8度目の優勝

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圧巻だった。
Wimbledon2017 男子シングルス優勝は、ロジャー・フェデラー
8度目の優勝、グランドスラムのタイトルは19個目ということで、史上最多。
ストレートでフェデラーか、もつれてチリッチかと思ったが、フェデラーは冴えに冴えていた。
何を取っても素晴らしかった。
チリッチは足の裏に怪我がある様子で、途中とても痛んで動くのも辛かった様子。
おそらくそれが悔しいのだろう、ベンチで涙ぐむシーンもあった。
メディカルタイムアウトを取った上、おそらく痛み止めを飲んでいた。
それでも最初は高速のストローク合戦となったが、フェデラーが制していた。
万全の状態のチリッチならもっと善戦できたのかもしれない。
でも昨晩のフェデラーを止めることはできなかっただろう。
35歳のベテラン、一時期勝てなかった時は引退も噂された。
双子の女の子2人、双子の男の子2人のお父さん。
双子が連続するあたり、並々ならぬ星のもとに生まれてきたのかと思ってしまう。
軽やかなフットワークと、シャープで華やかなプレースタイルとは裏腹に、この優勝は不断の努力の賜物なのだろう。
素晴らしいコートカバーリング、そしてウィニングショット。
フェデラー信者ではあるが、それにしても魅了された。
誰がなんといっても、史上最強だと思う。
まあ、そのこと自体は不毛な議論なのだが、本当にそう思う。
いかにボルグが、マッケンローが、サンプラスが偉大だったとはいっても、全てにおいてバランスが取れ、35歳にもなって決勝戦であれだけのパフォーマンスが出せるフェデラーはやはり最強だと思う。
まだまだ楽しませてほしい。
次のグランドスラムも楽しみだ。