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あおり運転による事故死は必然だったか

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「あおり運転」は昔から存在している。
長年の運転暦がある人なら、100%された経験があるのだと思う。
俺はわりとゆっくり走ることもあり(2車線を縫うように走っても、高速道路を制限速度大幅超過で走っても、疲れるだけであまり到着時刻は変わらないと思っているから)、あおられることももちろんある。
バックミラーに相手のライトが移らないほど接近されたり、トラックにあおられたこともある。
大型トラックのドライバーは基本的に模範となる人が多いと思うのだが、一部の、それも小型のトラックなどではマナーがものすごく悪い人が存在することは誰も否定するところではないだろう。
高速道路などでは、あおられては道をゆずり、また真ん中車線でキープ100km/hで走行することはよくある。
100km/hで走っている車を、かなりの速度で追い抜いていく車は、一体どのくらいのスピードなんだろ。
しかも、BMWメルセデス、日本車でも高級車やスポーツカーならまだしも、軽自動車や商用バンで追い抜いていく輩もいるのだから、なんともご苦労なことだといつも思ってしまう。
160km/hとかで走行しているのなら、とっても長距離の緊張は無理。
途中で休むのなら、ずっと100km/hで悠々走っているほうが結果として早く目的地に着かないか?
短距離を飛ばしているのであれば、わからなくも無いが、追い抜かれた次の瞬間、「事故るなら単独でね!」と切にお願いしている。
「あおり運転」は東名での事故のあと、体感だが減ってきている感じがする。
無意味にベッタリ後ろにくっ付くやつが激減したと感じているといったほうがあっているかも。
それはそれでよいことであって、余裕の無い運転なんてロクなことにならないのは明白。
大きな犠牲を払ってようやく日本人の意識も向上の兆しが見えてきたというところかもしれない。
いや、大きな犠牲がないと向上できないのは日本人の民度がまだまだ低く、欧米先進国に追いついていない証拠なのかもな。
そうはいっても、アジアの中では日本はまだ良いほうだと思う。
中国本土などでは無理な追い越し、割り込みは普通だし、クラクションが常に鳴りっぱななし。
道路自体の整備が遅れと、車の量のバランスが取れていないからいつでも渋滞。
空き始めるとエライ飛ばす。
タクシーなどはへこんでいないものが少ない状況だ。
乗っていてヒヤヒヤすることも日常茶飯事。
日本の事情が良くなってきている、と感じてはいても、まだまだキチガイは多く存在している。
自分中心、他人のことは考えず、もちろん交通をスムーズにさせるための配慮などは微塵もしない人たち。
右折矢印が消灯し、全赤になってからも、いや反対側が青に切り替わる直前になってからも、右折してくるバカ野郎は少なくない。
そんなやつに限って、「要領のよさ」を自身で感じているフシもある。
交通の妨げになるだけではなく、危険であることをまったく感じていない。
知っていてやっているならもっと悪いしな。
「あおり運転」もそうだ、減ってきていると思っているが、依然として存在している。
そんなのにいちいち腹を立て、抗議すれば二次、三次の被害損害があるかもしれないことを考えると、単純にスルーするほうが良いと思っている。
あおってくるなら道をあけてやり、阿呆には近寄らない。
あきらかに挙動不審な車(車線内を右に寄ったり左に寄ったり、急ブレーキ・急発進を繰り返したり)には車間距離を十二分に開けるか、あまりにも酷い場合は回り道であろうと別の道を選択する、などが最終的には賢いやり方だと思う。
挙動不審ではなくても、下品に違法改造している車などは同じ空間に居たくないもの。
彼らは彼らの世界だけで生きていて欲しいし、そこには間違っても入り込みたくない。
逃げるのではなく、避ける。
大人の対応で、トラブルは未然に防ぐ。
しかも、こちらの気分が害される前に、さっさと彼らの世界から遠ざかることが一番の対策なんだと思う。
それでも問題が発生したときのために、ドライブレコーダーもあったほうがよいようだ。
日本ではようやく普及が始まったようで、俺もまだ未装着。
そろそろamazonで買おうかなあ。