無二の一筆

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米朝会談の決裂

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Nikon D5600 + Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm
ベトナムハノイで2019年2月末に行われた、トランプ大統領金正恩委員長による米朝首脳会談
核廃棄を求めるアメリカと、経済制裁緩和を求める北朝鮮の交渉は決裂した。
1日目の異常なまでの融和的な感じから、「ひょっとすると.....」とは思ったが、
トランプさんは自国で行われている、自身のポルノ女優との浮気の口止め料(3400万円!)
の支払いをめぐる裁判に、支持率の低下を恐れたのか、合意に一切至らなかった。
北朝鮮は一部の各施設の放棄(廃棄?)を理由に経済制裁緩和を勝ち取ろうなんて、
ちょっと虫が良すぎる。
国連の言うことも聞かないばかりか、平気で日本人を拉致しそれをもみ消す犯罪国家、
ちょっと前までグアムを攻撃すると言っていたような国だ。
一説にはもっと黒い側面もあるとのことにて、そうそう大国アメリカは自身の尊厳にかけても
いい加減な対応はやはり行わなかった。
考えてみると、自国の大事な武器である「核」の廃棄をチラつかせてでも、
金銭面での締め付けを緩ませたいということは、
相当に彼の国は疲弊が進んでいるのかもしれない。
委員長本人は、でっぷりと太ってはいるが国民は飢えていると聞くし。
でもテレビに映った委員長は、若さゆえか、トランプ大統領と比較してみると、
なんともおどおどとした感じがあり、頼りない雰囲気があった。
北朝鮮が崩壊すると、多くの難民が南韓と中国になだれ込むだろう。
日本にも余波は必ず来るだろう。
閉鎖された社会から出てきた人たちは、文化のギャップのあまりの大きさにびっくりするのかもしれない。
そして、急速な治安の悪化は免れないだろうな。
そうなると、簡単に崩壊して欲しくはないのだが、半端なく疲弊しているのであれば、
その時は近いのかもしれない。
このところ、外交の表舞台に融和な感じで出てくる北朝鮮は、カウントダウンが始まっているのかも。