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埼玉県行田市 さきたま古墳群と映画「のぼうの城」

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D750 + AF-S Nikkor 24-120mm f/4G 

 

前玉神社目的で行った、埼玉県行田市の「さきたま古墳公園」。

古墳群にちょっとびっくりする。

考えてみれば古墳なんてまともに見たことなかったな。

意外とデカい。

頂上までは結構な階段だった。

上記写真は「丸墓山古墳」。

 

古墳群というからには、他にも古墳はある。

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D750 + AF-S Nikkor 24-120mm f/4G 

 

駐車場からちょっと距離があったからいかなかったけど、手前奥に木に隠れた古墳もあった。

 

「丸墓山古墳」は映画「のぼうの城」の舞台となったところ。

家に帰ってから録画してあったものの見てはいなかったこの映画を見てみる。

なるほど。

石田三成が行田の忍城を攻略するときに本陣としたところだったのだな。

そして水攻めをしたときに壮大な堤を築いたところなのだな。

それがわかると尚更感慨深くなる。

 

しかしこの「のぼうの城」。

まあ、映画なのだからドラマチックな演出があるものの考えさせられる映画だ。

「木偶の坊」な風態の城主が実は、とんでもない曲者。

民衆のモチベーションを高め、一つにまとめ上げるためには自分の命さえかける勇敢さが描かれていた。

人心を掌握することは、何よりも重要だと改めて思う。

なにも「戦」に限ったことではない。

現代社会においても組織で結果を成すためには、人のモチベーションを高め、同じ方向に向かせることが重要。

資金や道具などはその次なのは言うまでもなし。

そんなことを改めて思い出させてくれる。

そしてリーダーとして、折れてはいけないところはテコでも折れない姿勢も重要。

メンツ、誇り、そんなものもリーダーシップを発揮するため身につけなければならない要素なのだ。

 

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D750 + AF-S Nikkor 24-120mm f/4G 

 

丸墓山古墳頂上からの眺め。

これを見て、石田三成は何を考えたろう。

古の戦に想いを馳せるのもたまには面白い。