D5600 + Ai Micro-NIKKOR 55mm
第六感というものは、磁気を感じる能力と発見されたらしい。
「磁覚」というらしい。
どうやら、地磁気を感じる感覚は渡り鳥や鮭などの動物が持っている能力。
人間も持っていたが退化したらしい。
しかし体の中にはミネラルやタンパク質が多くあり、これが感じ取る力は残っているらしいのだ。
でも普通「第六感」というと、何気なく「ピーン」とくるものであって、磁気とはあんまり関係がないように思える。
最近はそうでもなくなったが、ウチのカミさんなどは「なんか電話が鳴る気がする」と言った数秒後に呼び出し音が鳴ったことがしょっちゅうあった。
「なんでわかった?」ときいても「なんとなく」としか答えない、というか答えようがないのだろう。
鳴り出す前の微妙な磁気を感じていたのか?
昔の据置電話は磁気をたくさん発散していたのか?
どうもそうとは思えない。
日頃の生活習慣や、離れて住んでいる家族や知人などの状況が頭の中に入っているので、そろそろ電話でもかかってくる時間帯だ......などと思っていたに違いない。
仮にそうだとすると、四六時中そんな気がしていてたまに当たるのなら合点がいくが、たまにそんな気がして高確率で的中なのだから、そんな仮説は成り立たないのかもしれない。
よく考えてみると、自分の母親などもそういうことがあったと思う。
女性は磁気に敏感なのか?
いやいやそんなことはきっとない。
我々男性には決してわからない、何か神がかっているものがあるに違いない。
男性は理詰めでモノを考え、女性は感情の生き物。
共感だけを求めて、結論や結果が出ない会話を延々とする女性は、男性からしてみると時間の無駄遣いにしか思えないことも多々あるのがその一つの証拠だと思う。
想像するに太古の昔、男性はどこに出かけてどうすれば獲物を捕らえられるのかを理詰めで考えて仲間と共有、女性は近隣の家族とコミュニケーションをとって家族の安定を図りながら、ダンナの獲物を待っていたのかもしれない。
だから女性は第六感でダンナがいつ頃、どんな獲物を持って帰ってくるのか、本能が備わっているのかもしれない。
などと極めて想像の域を出ないことを考えてみるが、
言えることは女性の第六感は「磁感」などというものだけではなく、複雑で非常に厄介優れているということだと思う。