無二の一筆

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薔薇の撮り方 逡巡の末に

今週のお題「カメラロールから1枚」

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D750 + AF-S Nikkor 50mm f/1.8G

 

夕暮れの散歩で、薔薇を見つけた。

そんな時期になった。

派手さのある薔薇はすごく好きな花だ。

棘があるところもとてもいい。

でもどうやって撮ってやろうかと悩む。

まあ、何を撮ろうとしても悩むではあるけど、好きな被写体はことさら悩む。

近寄ってみたり、遠のいてみたり。

 

この日はマクロレンズは持ってなく、標準域の単焦点のみ。

散歩には軽いし小さいから丁度いいが、クローズアップも効かないし、遠くの被写体を撮るにも不便さを感じる。

それを補うのが腕なんだろうが、そんなものは持ち合わせていない。

(というか、それを磨くためにわざと50mm単焦点一本で行くわけだが)

とりあえず撮って後からトリミングすることも考えるが、できるだけ撮った段階で完結したい。

 

 

構図、露出......

ああ、ホワイトバランスも考えないといけないのだよな......

 

まだまだ初心者の域を出ないなあ、と感じながらも何枚か撮って見る。

ピントの合わせ方はだいぶマシになってきた。

オートフォーカスでピントを合わせた後で、マニュアルでピントを補正。

ほとんど自分が合わせたいところに、オートではピントが合わない気がする。

レンズの扱い方を知らないからかもしれないが、まあそういう使い方もあるのだろうと思ったりする。

 

構図は残念ながらありきたりとなってしまった。

次回は下から煽ることも考えてみようか。

 

そこで、RAW現像時に少し色味とブラックポイントを補正。

トリミングはなし。

色と明るさの補正は、カメラメーカーと自分の感覚の差を埋めるものと感じている。

そしてさらに、撮ってきた写真からのインスピレーションを投影しても良いのではないかと感じる。

 

 

ほぼ日没のころであったため、暗めに処理。

俺はどうしても暗めになってしまう様だ。

それでも「はっ!」とするよう、浮かび上がらせてみた。

こういうのも面白い。