今週のお題「好きなスポーツ」
もう30年以上はテニスをしている。
もちろん途中で転勤とかで1年ぐらいのブランクがあったりするが、原則ずっと続けている。
基本的に土日の午前中、それぞれ4時間で毎週8時間のペース。
上手くなりたいし、試合で勝ちたいから。
市民大会がベースであるが、年間10大会ぐらいは出ている。
最近はなかなか優勝まで行かないが、それでも挑戦?している。
いつの間にかライフワークになってしまっている。
社会人クラブで友人も多数いる。
面白いのはその友人は年齢や職業もバラバラ。
中にはどこかの会社のお偉いさんもいるのだろうが、コートに入ったらそんなものは関係なし。
人柄、テニスの実力などがモノを言う。
酒飲みであるが故?の血糖値高めだが、それ以外は健康診断でも問題なし。
中性脂肪とか、血圧などは低いぐらい。
なにより首やら腰やらに先天性・後天性の持病を抱えていて、医者によると痛みにより生活に支障をきたしていてもおかしくないらしいのだが、基本的には支障なく過ごせているのは、長年テニスをやり続けてきたおかげなんだと思う。
クラブのメンバーには自分より遥かに人生経験のある方も少なくない。
そんな方々とプレイするとといつも思う。
「若々しい」
「年齢詐称してますよね?」
特に試合に出て一つでも勝ってやろう、などと考える人は更にそうだ。
ボールを追ってコートを駆けずり回り、一回り以上年下の人とまともにやり合う。
若手はパワーで押すが、ベテランはそれをかわす「味」を出す。
体力も必要だが、モチベーションとメンタルの強さの世界なのかもしれない。
プロの試合ではほとんど見ることができない「テニスの面白み」はそんなところにもある。
少しでも良いショットを打とうとして常に試行錯誤。
ラケットを買い替えたり、打ち方を工夫したり。
もちろん戦略、戦術は多いに熱く議論する。
大きな病気をされてもなんとか復帰して、できる範囲だがプレイしている方もいる。
同年代で同じように病気をされた人などは、一気に老け込んでしまうケースもあるというのに。
そんなところがきっと若さの秘訣なのかもしれない。
テニスは激しいスポーツ。
膝や肘を痛めてしまうことなどよくある。
気をつけなければ、夏場は熱中症の危険性が非常に高い。
それでも毎週顔を合わせてプレイする。
60歳、70歳になっても現役でプレー。
若いパワーをテクニックでかわす。
そして「年齢詐称してません?」と言われる。
俺もそんなプレーヤーになりたい。