D5600 + Tamron F004 90mm macro
「令和」が始まった。
世の中浮かれムードだが、それがまたとても良い。
「平成」が始まった時は、昭和天皇が崩御されたため、厳粛な雰囲気だった。
30年に1度の正月が来たような雰囲気だ。
どれだけの勇気が必要だったことか。
俺のような一般平民には理解する術すらないが、きっとそうだったと思う。
天皇としての最後のお言葉も、短かったが非常に感動するものであった。
一般から初めて皇室に入り、陛下と共に歩んでこられた。
画面には映らないところでは、いろんなことがあったろう。
一般人には到底考えられないことも数多かったのではないだろうか。
そんなことを恐らくはうまいこと飲み込んで、陛下を支えてくださった。
陛下が原稿の順番を間違えた時に、即座にかつ冷静に、そして陛下を立てながら間違いを正した姿は、「常に」美智子さまは原稿を読み込んでいたことを物語る。
これまで数えきれないほどの原稿があったと思うが、恐らくは全て陛下以上に読み込んでいらしたと思う。
もちろん、万が一のときに、陛下の権威を落とさないために。
退位される直前に、陛下が美智子さまのことを話された時、涙ぐまれたように見えたのはそんなことが重なった故であったのだと思う。
それにしても若い頃の上皇と上皇皇后の写真のなんと美男美女なことか。
特に上皇皇后の美人ぶりにはびっくりだ。
あまりの日本的な美人に、外交に出た際は諸外国の方々は驚いたことだろう。
上皇もきっと「自慢の女房」であったに違いない。
さて、59歳になられる新天皇。
学習院大学院卒で、留学経験のある人が天皇となるのは初めてなんだとか。
皇室もこれで新しい風が吹く。
そしてなにより、期待しているのは雅子さま。
これまではご病気も伝えられてきたが、本日車で移動される際の満面の笑みを見る限り、覚悟が決まったように見える。
たしかもともと、外交関係のキャリアウーマン。
接客もコミュニケーションも得意のはずだ。
これから皇后として諸国の要人とお会いになる機会も桁違いに増えるはず。
その別嬪ぶりは美智子さまとは異なるが、派手さがあって外国人ウケすると思う。
新天皇を支え、日本の皇室にこの皇后あり、そんな風に言われるよう頑張ってもらいたい。
令和の世が平和で発展する時代であるように。