D5600 + AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G
2019年のゴールデンウィーク後半、天気もようやく回復してきたようだし、ネットでの渋滞予想もそれほどではなかったので、重い腰を上げて栃木県「あしかがフラワーパーク」に行って見た。
敷地は結構広い。
そして、この時期が見頃の藤がむせ返るほどの匂いと共に、本当に沢山咲いていた。
いわゆる藤色の藤もあれば、白藤もあり、変わった感じの花をつけている藤もあった。
大藤には多くの人が列をなして鑑賞していた。
入場料一人1800円とっていることもあるからか、ちゃんと手入れが行き届き、ボリューム感のある藤を堪能することができる。
これだけで十二分に行く価値はあると思う。
ただし.... 後述。
また、藤以外にも「フラワーパーク」の名のごとく、多くのいろんな花が咲いていた。
写真を勉強している身にとってみれば、素晴らしい被写体である。
また一眼デジタルを持った人が多く入園していて、みんな思い思いで撮影している。
夕刻には大藤の絶好の撮影スポットなのだろうか、高そうなカメラとレンズを携えたおじさんたちがライトアップを待って陣取っている姿も。
ただし、構図はそんなに変わるものではないし、特別なものが取れるとも思えなかったので、実際のライトアップの時までは滞在しなかった。
あとからインスタグラムなどを見ると、結構綺麗なものも投稿されているが、正直想像の範囲を出るものはなかったな。
D5600 + AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G
さてそんな素晴らしい「フラワーパーク」なのだが、難点は2つ。
一つは渋滞。
それも東北道、そして高速道路を降りてからの両方。
東北道はどうしていつも事故渋滞が発生するのか。
この日も事故による車線規制とからかなり渋滞。
それでもと思いなんとか佐野藤岡ICを降り、アウトレットをパスしてしばらく走ると、残り5キロぐらいから、今度は駐車場待ちの渋滞。
そして駐車場は土むき出しのあまり整備されていない感じだった。
(無料だったので文句も言えないのかもしれないが)
とにかく東北方面は渋滞、渋滞、渋滞。
帰りも事故で渋滞の情報だったので、カミさんと二人、のんびり下道で帰宅。
普通に高速を走るよりは時間がかかったが、果たしてこの日はどうだったろうか。
もう一つは、訪れているお客さんの外国人の多さ。
目立ってマナーの悪い人は見当たらなかったのが救いだが、花壇に入って自撮りする姿はよく見られた。
またなにより辛いのは、中国人客が発すると思われる強烈な「ニンニク臭」
藤の花の強い匂いと相待って、かなりキツイ。
原則彼らは、写真を撮っているこちらと被写体の間に平気で割り込んでくるので、「お!」と思った瞬間にシャッターを切れないこともしばしば。
文句言ったところでどうなるわけでもないのでまあ仕方なし。
大きな心でやり過ごすしかない。
割とマナーのよいのは、ベトナム人と思しき人々。
遠慮がちな仕草は日本人として好感が持てる。
D5600 + Tamron SP 90mm f/2.8
さて、この場所はゴールデンウィークの最盛期だったから、ものすごい人出であった。
通常の土日にもう一度時期をずらしてきて見たいと思う。