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「攻殻機動隊」の世界が現実になる日も近い

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D5600+AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G

 

あのテスラモータースのイーロン・マスク氏の新興会社であるNeuralinkが、脳とコンピュータをつなぐ技術の臨床試験を2020年に開始するとのこと。

人間の脳とコンピュータが直接接続されることになるらしい。

 

これの最初の目標は、脳や脊髄の損傷または障害を持つ人々の支援。

長期的な目標は、人間と人工知能をつなぐ「デジタルスーパーインテリジェンス層」を構築することにあるのだとか。

 

 

まさに「攻殻機動隊」の世界だな。

人間の意識とデバイスが繋がるわけだ。

あっという間にキーボードによるデータ入力などは過去の遺物になってしまい、考えるだけで良い時代がくるのだろう。

そうなるとそのうち、どこまでが本当の人間でどこまでがAIなのかわからなくなってくるのではないか。

そんなことをしているうちに、AIがはるかに人間の知恵を超えてしまって人間が虐げられるような、「ターミネーター」の世界になるのかな。

 

 

現実はそうはならないだろうな。

AIがいくら賢くなろうともの、人の脳に追いつくのは無理だと思うし、感覚的な問題をコンピュータが理解し自我に目覚めるなんてことは非常に考えにくい。

そこはやはり人間の成し得る部分なのだと思う。

 

 

 

もとい、

障害があり自分自身ではコミュニケーションが取れない人にとって、こんなツールができれば非常にありがたいのだと思う。

そこを目指して研究するのであるから、突飛ではあるが素晴らしい試みであることは間違いない。

臨床実験から本当に実施されるまでは相当な時間とお金がかかるものだと思うが、ぜひ実現してほしいものだ。