無二の一筆

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人生最大の危機

今週のお題「人生最大の危機」

 

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D5600 + AF-P NIKKOR 18.0-55.0 mm f/3.5-5.6

 

 

今週のお題から、「人生最大の危機」。

危機は一杯あるのだが、そうだなあ。

きっと「香港への駐在」だったと思う。

1997年4月14日に赴任。

中国へ返還になる前だ。

それまで香港に出張したことはあったものの、決して事情に明るいわけではなかった。

英語もできず、広東語もできない。

上の子が小学校1年生、下の子は幼稚園前。

若い俺をなぜ上司は選んだのか理解に苦しんだ。

 

 

結論から言うと、駐在は10年にもなった。

会社の事情があるから細かいことは書かないが、激動の時代だったから、あっという間の10年だった。

 

 

駐在当初は毎日が格闘。

昼間必死に現地の人と英語で話し、夜はそれを理解するためにたくさん英会話の本を買ってきて復習の毎日だった。

ピンチだった。

現地の人からしてみると、見たことはあるがろくに会話もできない使えそうな奴が来た、と映っただろう。

先輩の駐在員から毎日いろんなことを教えてもらう日々だった。

たくさん怒鳴られもした。

現地での上司は香港ローカルの女性だった。

この人が英語堪能、頭のいい人で見守ってくれたことがなにより救いだったと思う。

 

 

 

多くの国に出張した。

香港はアジアのハブだ。

自然とフットワークが軽くなる。

イギリス、ドイツ、フランス、アメリカにも行った。

アジアは、韓国、中国、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール

何が何だかわからないうちに、クソ度胸だけはついたと思う。

渡航が危険と言われる国でなければ、たとえ言葉が通じなくても原則一人でも指定ホテルぐらいまではたどり着けるようになった。

怖い思いもしたことはあるが、毅然とした態度で切り抜けてきたと思う。

 

 

 

10年もいると、英語もビジネスでは困らなくなり、広東語も覚えたから酒が入れば街のレストランでも会話ができるようになった。

そして会社の仕組みや人脈もそこそこできた。

今から思えば、当時の上司はそんなところを見込んで放り出してくれたのかもしれない。

ピンチはチャンスに変わる。

ピンチは確かに苦しいが、もがいてなんとか水面に上がればチャンスにもなるのだ。

 

 

帰任してからもうだいぶ時間が経過するが、カミさんともども香港は第二の故郷。

今年も遊びに行ってきたばかりだ。

最近報道でみる、香港のデモとトラブル。

英国だった香港が中国化していくことに、なんだか寂しさを感じる。

でも多くの若い人が傷つかないように。

そして現行政長官はなんとか事態を収拾して、香港を良い方向に持って行ってもらいたいものだ。