日本の三大花火大会のひとつであり、声を大にしていつでも自慢できるシロモノだ。
子供の頃からなれ親しみ、これこそが越後長岡の誇りなのだ。
長岡人の魂はそれに象徴されていると言っても決して過言ではない。
第二次世界大戦の空襲で旧市街地の8割が焼け野原となり、多くの命が失われた。
その空襲から1年後の21年8月1日に開催されたのが、長岡まつりの前身「長岡復興祭」。
だから、毎年必ず前夜祭が8月1日、大花火大会は2日と3日で曜日に関係なく開催となる。
仕事の都合がなかなかつかない平日開催となるとほとんど行けないので非常に残念なのだが、
2日間で100万人規模の動員なのだから、日本の皆さんはよくわかっているよな。
スケールは、通常関東で見られる花火大会とは桁違い。
いやいや比べてもらっては困る、長岡の花火に比べればどれもこれも努力賞な感じ。
観客はその土手に整備された(昔はそんなこともなかったのだが)会場で、「間近で」花火を見上げる。
しかもどれもこれもクオリティは高く、素晴らしいもの。
だいたい初めて見る、特に感受性の高い女性はその素晴らしさに泣き出すケースも普通。
なんたって、空一面花火なんだからねえ。
今年はBSで三宅裕司が出演していた番組で生放送をしていた。
我が家の小さいテレビ越しで見た花火は、それでもとても美しかった。
19:30〜21:00で休みなく打ち上げられるのだが、見所はいっぱいある。
くわしいことは 公式サイト をご参照
俺がやっぱり好きなのは、正三尺玉。
直径約90センチ(!)の花火が、いかにも重そうな音とともに打ち上げられる。
※隅田川あたりで上がる最大は4寸玉だと思うので、その直径7倍強
高さ約600m・大きさは直径約600m、およそスカイツリーと同じぐらいだ。
爆音とともに、まじかで見ると髪の毛一本までがその音で震える。
数多く上がる花火に比べればシンプルだが、それがまた良い。
だいたいがその大きさゆえ、丸くはならないのだが、今年の特に二日目は川風の状態もよく綺麗だったようだ。
言葉でいくらかいても限界がある。
ましてや俺の文章力であればなおさら。
そこでカミさんの友人が撮影した美麗な写真を貼らせてもらう。
是非、一生に一度は観覧に訪れることを考えて見てくだされ。