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ウィスキー Teacher's SELECT

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D5600 + Ai Micro-NIKKOR 55mm

 

Teacher'sは、本当に最近では普通のスーパーでも見かけるようになった。

安いところでは900円を切る販売価格。

ずいぶん以前に、最初に見た時はただの安酒としか思わなかったら、実力は本物。

スモーキーな味わいが全面に出た本格派で、むしろこの値段で手に入ること自体が信じられないぐらい素晴らしいもの。

 

 

Teacher's= Teacher's highland cream、は1863年から150年以上の歴史がある、ブレンデッドスコッチ。

ブレンダーがウィリアム・ティーチャー。

ウイスキーの品質がまだ不安定な時代に、安定して上質なものを世に送り出した、本当に「先生」であるようだ。

 

 

このTeacher's「SELECT」は、そんなTeacher'sをサントリーのブレンダーがブレンドし直して、2019年3月26日に発売。

日本限定発売、日本人好みに仕上げたものだとか。

「ほのかなスモーキーさ」「優しい甘み」をバランスよくブレンドとのこと。

そして、ハイボールで飲んで欲しいと、ウィスキーについていたラベルに書いてある。

価格は1200円ぐらいであった。

 

 

 

 

早速飲んでみる。

Teacher'sを常飲している俺にとってみれば、期待と不安と両方がものすごく入り混じった状況。

値段もオリジナルのものよりちょっとお高め。

サントリーのブレンダーがどう味付けしたのだろうか。

ハイボールではなく、いつものオンザロックで飲んでみる。

ストレート、加水した味の両方が時間の経過とともに味わいを変えて楽しめるから。

 

 

たしかにオリジナルと比べて「スモーキーさ」はかなりマイルドになっている。

でも失われているわけではない。

強くは決してないが、弱くもない絶妙なバランス。

スモーキーさがあまり好きではない人に、その良さを知ってもらうにはちょうどいいさじ加減ではなかろうか。

そして甘みもオリジナルよりは強調されている。

爽やかで、宣伝文句通り優しい甘みがスモーキーさーの後から出てくる。

いい意味で「やってくれた」感。

さすがサントリー

ずばり、日本人好み。

伝統の「だるま」(サントリーオールド)の芳醇さの系統に思える。

そしてそれば、日本人男性のDNAに染み込んでいるのかもしれない。

 

 

おそらくハイボールにすると、さらに甘みが増すのだろう。

女性にも大いにウケると思う。

これで1200円。

安売りしていれば1000円を切るかもしれない。

オリジナルのTeacher'sとともに、リピートして飲みたい一本となった。