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杉並区 保育士殺害事件 真相が見えにくい

杉並区 保育士殺害事件

D5600 + AF-P DX NIKKOR 70-300mm

 

 

杉並区で発生した、32歳女性保育士の殺害事件。

犯人は、同僚の31歳男性保育士であった。

被害者が夜勤の時を見計らって、屋根伝いにベランダから空き巣の常套手段を使って部屋に侵入。

帰ってきた被害者を包丁の柄が折れるほどの力で殺害したようだ。

 

 

 

 

屋根伝い、空き巣の常套手段というところは、不慣れながら手口を調べ、準備してきた感じがする。

しかし、かなり抵抗された後、包丁で短絡的に殺害。

よくわからないのは、そもそも凶器を持たずに侵入し(だから殺意があったとは思えない)、指紋も残さないように手袋をしていたらしいのだが、実際は柄が折れるほどの殺意がみてとれるところ。

 

 

 

 

被害者女性に、一方的に好意を抱いていた。

異常なまでの片思い。

ウジウジとして性格だったのかもしれない。

そもそも話しかけることすらできなかったのかもしれない。

いずれにしろ、相手にしてもらえなかったのではないのか。

そんな想いが蓄積するうちに変質し、ストーカーのようになったのでは。

当然被害者の住所や部屋は調べ上げ、自分の想いを伝えるために用意周到で忍び込んだのではないか。

ところが、被害者女性は自分の部屋に無断で侵入してきた、普段からむしろ嫌悪すらしているヤツに驚いて罵倒。

犯人は逆上して乱闘となり、あまりの抵抗ぶりに感情がエスカレートしてしまったのではないか。

最後は愛情が憎しみに変わって、死ぬなら自分の手で、とでも思ったのかもしれない。

一方的な想いがねじ曲がった挙句のストーカー殺人。

サイコパスなのかも。

 

 

 

侵入したことは認めているが、殺したのは別の男だと供述しているらしい。

犯人が本気でそう言っているのであれば、多重人格なのかもしれない。

鬱積し、高度にストレスにさらされた上での人格の分裂、なのかもしれない。

怖いのは、そんな人はおそらく我々の身の回りに珍しくもなく生活しているであろうことだ。

自分で自分の身を守ることは難しいが、いざという時は戦うよりも逃げるが一番なのかもしれない。

 

 

 

亡くなられた方のご冥福をお祈りする。