D5600 + Auto NIKKOR 50mm
数年後に日本の紙幣が変わるとの報道。
肖像画の変更は2004年以来なんだと。
- 1万円札は渋沢栄一(第一国立銀行、東京証券取引所など多くの企業を設立、経営した実業家)
- 5000円札は津田梅子(津田塾大学の創始者)、初めて女性の起用
- 1000円札は北里柴三郎(ペスト菌の発見など、医学の発展に貢献)
特に1万円札の肖像は1984年に聖徳太子から福沢諭吉になって以来なんだと。
聖徳太子懐かしいな。
いまのものよりちょっと大きくて、ありがたみがあった。
きっとそれは自分も若かったからかもしれない。
目的は偽造防止で、そのための最新技術を取り入れるのだとか。
それは素晴らしいことなのだが、日本円のお札は本当によくできていると思うし、偽造はされるだろうが大量に出回ったとの報道も記憶にないので、果たして本当に刷新は必要なのかと思ってしまう。
外貨の、特に中国なんかは本当に偽札が多い。
米ドル紙幣もそうだ。
きっと中国の人民元などは、偽造コストが安いのだろう。
まともにつかまされたことはないが、見たことはもちろんある。
中国本土の平均所得自体が日本などの先進国と比較して低いこともあるのだと思うが、きっとそんなこともあって、人民元での最高額は100元=1600円ぐらい、なんだと思う。
そういえば100元札を受け取らない、もしくは非常に嫌な顔をする、日に透かして確認するタクシーの運転手は昔はよくいた。
最近あまり見かけない感じがするのは、人民元も刷新して偽造対策が次第にとられてきたのだろうか。
日本円の偽造はきっとコストに見合わないのだろう。
1万円札を作るのに1万円以上かかっていたのでは当然意味がない。
それでも大量に作るのであればコストの回収もできるかもしれないが、違法であるためにそうそう大量には使うことができない。
おそらくそんなところなんではないか。
なんにしろ、身近なお札が刷新されるのはなんだか嬉しい。
世界でも有数に綺麗なお札(だと思う)がまた刷新されるなんて。
令和の世の楽しみがまた増えた。