D5600 + Tamron SP 90mm f/2.8
グーグルが中国ファーウェイ(華為)に対して、最新のソフトウェア提供を停止したことを受けて、KDDIとソフトバンクは、予定していたファーウェイの最新スマホの発売を延期した。
ファーウェイがスマホの情報を意図的にリークしたとの見解が発端だったと記憶している。
むしろこれまで、こんなこと、よく問題にならなかった感がある。
というか、業界全体でこんなことはみんな解っていて、暗黙の内に指摘してこなかったんじゃないのか?
アップルにしても、同じだと思う。
iPhoneも言われないだけでは。
今回のケースは、親方が共産主義であり、やり口がよほど汚かったんじゃないかな。
ほどほどにしておけばよかったものの、一線を超えて、トランプさんの琴線に触れたのかもしれない。
中国叩きなら、次は韓国叩きか。
そもそも世の中のみんなは、ちょっと情報管理に無頓着すぎる。
電子メール、ショートメッセージ、各種アプリによる通信、ウェブサイトの閲覧などはすべて関連企業のサーバーを介している。
つまり、ユーザーが意図的に保存することなどなく、自動的にアクセスするだけですべてのデータがそのサーバーに蓄積され、活用されている。
エロ動画を見るということは、どの端末から、いつ、どんな動画をどれだけ見たのか、記録されているということだ。
こうかくと、ドッキリしてしまう感じもあるが、エロ動画なんて可愛いもんだ。
例えば、「LINE」。
これは韓国の企業だから、韓国にユーザーが打った文字や画像がジャンジャン漏れている。
それが企業の経済活動に使われるだけならまだしも、政治的な部分にまで及んでいるとしたらどうする。
阿呆丸出しで、可愛いツールだからと無防備に個人情報を書き込むなんて論外なことだ。
そんなことをわかった上で使わなくてはいけない。
玄関はしっかり戸締りしていても、裏口はスカスカに開いているのを知っていて使う必要があるということだ。
だから、よもやクレジットカードやキャッシュカードの情報なんておいそれと流してはいけない。
途中のサーバーが悪意ある人にハッキングされていれば、即悪用される確率が非常に高いからだ。
ショッピングサイトなどでクレジットカードを使用する場合は、データの暗号化がなされているからセキュリティは高いが、そうでない通信では丸見え状態だ。
そうは言っても現代社会では、スマホは重要なコミュニケーションツールであることは間違いないし、若年層や女性などは依存の傾向が高い。
俺も毎日持ち歩くし、電子マネーのおかげでちょっとした出張などでは、現金など持ち歩かなくともスマホだけで用が済む。
令和の時代はこんな利便性がさらに加速するのだろうが、リスクをよく理解して使うことを誰かが声高に叫ぶ必要があるように感じる。