無二の一筆

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八村塁の偉業

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D5600 + Tamron SP 90mm f/2.8

 

とうとう日本人もここまできたか。

八村塁が、なんと!NBAのドラフト1巡目にして9位の指名!

新聞各社ではその年棒に注目を集めているが、そんなことではない。

過去に2名の日本人がなんとかNBA選手になった。

有名なのは田臥高校バスケット界の名門中の名門である能代工業のエースだったと思う。

170センチほどの彼がNBA選手になれたことで、その技術力とセンスの高さをアピールできたが、この八村はスケールが違った。

 

 

 

203センチの21歳。

富山県出身。

父親がアフリカのベナン人とのこと。

見た目はそんな感じだが、喋らせるとベタベタの日本人。

そんな彼は、NBAで通用する体格とセンスを持っている。

これまでの日本人は、素早く賢くても小さい、もしくは、大きいけど鈍い、のどちらかだった。

NBAのドラフトにかかった選手もいたが、とても鈍かった。

なんたって、自分たちの攻撃が終わって、選手が自陣に戻るときは、相手よりも後から走っていく感じ。

ああ、日本人ってそうなんだな.....と思ったものだ。

中国人では、ヤオ・ミンがいた。

彼はもう少しマシだったが、それでも他の黒人選手から比べるとかなり見劣りがした。

 

 

Bリーグが始まり、ようやく190センチ台の日本人でも走って跳べる選手がでてくるようになったが、2m超えは見当たらない。

まだまだNBAに通用する日本人がでてくるには世代が変わらないと無理かと思っていた。

そんなところに八村だ。

DNA的には純粋な日本人(というか東洋人)ではないが、どう見ても心は日本人。

期待の大型新人というところだ。

俺は小学校から高校までバスケットを結構真剣にやってきた経験があるから、否が応でも10月から始まるシーズンに人並み以上に期待している。

日本人選手もようやくここまできたか。

感無量だ。

 

 

ウィザーズでの活躍、夢のようだ。